本のご紹介です
冲方丁の 『はなとゆめ』 を読み終えました。


装画も綺麗で、内容も分かりやすく、しばしの間、殿上人の風雅な世界を垣間見ることができました。
私は常々、冲方丁は天才だと思っています。
これは、清少納言が枕草子を書くことになったお話です。
学生時代に習ったけれど忘れていた、どうして清少納言と呼ばれるようになったか、どうして枕草子という題になったかが
作者を通して理解できたような気がします。残念ながらこの歳になりますと、今日理解できたことを明日は忘れてしまうこと
がままあります。でも、うっすら分かっていたらいいんです。
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